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ブログタイトル・・・・・・・・【超カスタム、ナイトロッドをペイント!!】
施工対象物・・・・・・・・ナイトロッド300ワイド
ブログ掲載日時・・・・・・・・2010-01-28〜2010-03-17

白字はブログ掲載当時の本文そのまま  
 黄色字は2011年3月現在のコメント

01
◎告知させていただいた 【W.J.M.S 2010】
いつもお世話になっている
Noy'sさんも最後の追い込みで展示マシンの制作中。
そして今回もペイント&デザインのご依頼をいただきました
まだパーツは加工が残っているようなので
今のうちにデザインやカラーを打ち合わせして行きます。
画像は製作中のスーパーマシン、未完成でこの迫力。
さすがとしか言いようがありません
さてさてこの美しいボディーラインを引き立てて
さらに迫力が増すデザインを考えましょう


02 2
◎まだ手元に無いパーツもありますがとりあえず
手を付けれるものからペイント前の
下処理を済ませて行きます。
Noy'sさんで最終フィッティングを
終えたパーツたち。
パーツだけ見るととてもハーレーだとは
思えませんねぇ


03 3
◎今日は特別に今回の打ち合わせ中に
デザインしたラフ画の一部をお見せします
《ブラック系》とだけコンセプトは決まってたんですが
ハデハデに行くのか?
シックにキメるのか?
いろいろ描いてみて打ち合わせを繰り返します。
カスタムペイント全般に言えることですが、
ペイント作業よりはるかに
打ち合わせには時間をかけますよ。
素材に対してジックリと向き合うことでより良いライン、
より良いデザインコンセプトが見えてきます
あ、決定したデザイン画は後日ご紹介

04 4
◎こちらがNoy'sさんさんとあれこれ
打ち合わせを重ねて決定したデザイン案。
といってもこれだけじゃ良くわかりませんね
まずはこんな方向性で…ってレベルの画像です。
多分実際の外装にラインを引き出すと絵とは
ぜんぜん変わってしまうかも!?
とにかく今回は渋めのラインで攻めていこう!!
って感じです

05 5
◎この時点でタンクカバーはまだ手元に無かったので
まずはリアフェンダーからかかっていきましょう。
完全ワンオフですがごっついリアフェンダーです
フェンダー自体のサイズは
大きくないんですがこの幅はすごい
恐るべし300ワイド


06 6
◎まずは模様を入れていく前の
準備となるベースカラーから。
準備のための準備になる色を塗っていきます。
シャドーブラックを薄くランダムなスジ状に


07 7
◎エアブラシの中身はシンナーのみ。
シャドーブラックを洗い流していくように
フリーハンドで縦スジを書いていきます。
その後《変更パールゴールド》を
全体にかけておきます


08 8
◎前回作った模様の上からスモークブラックを
数回重ねて行きます。
かなりトーンを落としていますが
このあたりが高級感と威圧感を
出すための演出部分ですね


09 9
◎一方こちらナイトロッドは
ライン引きに入っていきます。
隠すべき部分を隠してラインは
パールシルバーにしましょう


10 10
◎工程はどんどん進みます、
これはラインを引く前の準備で
パールシルバーまで塗り分けたところです。


11 11
◎既に塗り終わったところと
白いラインになる部分を隠していくために
慎重にラインテープを貼って行きます。


12 12
◎ラインの中はマーブルブラック。
ここもかなり暗くなるまでトーンを落とします。


13 13
◎このあと再び、模様が入った部分を
全部マスキングで隠して
それ以外の部分は
ソリッドブラックでペイントします。


14 14
◎ひと通り塗ってみたところで段消しを
かねてクリヤーコーティング。
ここで初めて透明感が出て来るので模様の明るさ、
見え加減のトーンチェック。
うん、まだちょっとイメージより明るい感じがします。
ほんのちょっとですがトーンを落とすことに決定


15 15
◎ちょっと送れて手元に届いた
タンクカウルも工程はリアフェンダーと同じ、
仕上がりイメージもリアフェンダーで
確認済みなのでどんどん進めていきましょう
まずはスモークブラックをシンナーで
洗い流しながらトラ目を作っていきます。


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◎出来上がったトラ目全体に
パールゴールドをかぶせて…
この後もう一度全体にスモークブラックをかけて
深みのある黒にトーンを落としていきます


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◎クリヤーブラックの中に
トラ目模様が見えてます。
直線的なデザインの中にあってこの部分は
生物的なイメージをあたえる重要な部分になります。
次はパールシルバーのラインに入っていきますね


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◎左右対称になるように型紙を
作ってラインを引いてます。
ラインのデザインはとんがったイメージ


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◎一方こちらは同時進行のナイトロッド。
リアフェンダー、タンクカバーに続き
フロントのアンダーも塗っていきます。


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◎ひと通り塗りあがったパーツたち、
もうひとつ大切な工程が残ってます
タンクサイドのロゴ入れ!
いよいよクライマックスですねぇ


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◎こちらはいよいよ大詰めですね
“HARLEY-DAVIDSON”が入ります。
ラインと同じホワイトパール、
シャドーのグラデーションで《怪しさ》も演出します


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◎出来上がりは塗りながら想像してたよりはるかにカッコ良かった
Noy'sさんの造形センス恐るべし
製作中、何度も何度もフィッティングを繰り返し納得が行くまで
小修正を繰り返して完成度を高めていく姿は鬼気迫るものがありました
極めつけは土壇場ラスト3週目に来てダクト開口部の形状変更!!
そのあとの私たちのペイントの時間を考えると冷や汗ものでしたよ
しかしその、けして妥協を許さないマシンビルドが
見る人々を感動させる作品を生み出しているんでしょうね
そんな素晴らしいマシンメイクに私たちも微力ながら携わらせていただいて光栄です

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ここでご紹介した以外の画像もHPのバイクギャラリーに早速アップしてますよ→ Crick!!

1年経った今見ても 『欲しい〜!!』 ってなるカスタム車両
完成体を見たときの、猛烈に感動したことを思い出しますね〜。
こんな自分専用のマシンを持っているってスゴイ!

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